データベースプロキシの有効化

概要

QueryPie はデータベースアクセスのためのプロキシ接続をサポートしています。ユーザは、QueryPie が生成したプロキシ認証情報を使用して、QueryPie の Web SQL エディタまたは既存のツールを使用してデータベースに接続することができます。これにより、様々なユーザ環境において、ロギングやポリシーの実施により、制御された安全なアクセスが可能になります。現在、MySQL、MariaDB、Oracle、PostgreSQL、Redshift、Trino、SQL Server、MongoDB のプロキシ接続がサポートされています。

プロキシ使用の有効化

デフォルトでは、プロキシ使用オプションは無効になっています。管理者は、許可したい接続のプロキシ使用を有効にする必要があります。

1. Administrator > Databases > Connection Management > DB Connections メニューに移動します。

2. 構成したい接続を選択します。

3. 追加情報セクションまでスクロールダウンします。

4. プロキシ使用オプションをチェックして有効にします。

5. プロキシ認証方法を選択します：

   1. QueryPie 登録アカウントを使用します：管理者が接続設定に保存したDBのユーザ名 / パスワードに基づいて、プロキシ接続情報を生成します。ユーザは、エージェントまたは生成されたプロキシ認証情報を使用して、プロキシ経由で接続できます。

   2. Use existing Database Account with Agent：ユーザが既存の DB ユーザ名/パスワードを使用して接続できるようにします。プロキシ接続情報が生成され、ユーザはエージェント経由で localhost とポートの詳細を使用して接続できます。

      注意：認証に DB のユーザ名 / パスワードを使用する場合、Agent 経由での接続が必要です。

6. Network ID: Reverse SSH 機能を使用する場合に必要な設定です。

Proxy Usage オプションを有効にすると、プロキシ接続用のポートが割り当てられます。オプションを有効にすると、ユーザはプロキシ接続の詳細を表示できますが、この設定を構成できるのは管理者のみです。

プロキシ使用を有効にした接続の表示

1. [管理者] > [データベース] > [接続管理] > [プロキシ管理] メニューを開きます。

2. プロキシをアクティブに使用している接続と、関連するポート情報をクラスタ単位で表示します。

3. 管理者は、現在プロキシ経由で接続しているユーザーを監視し、必要に応じてセッションを終了できます。